私はスーパーでお惣菜のチーフをしています白石あかねと言います。32歳の主婦です。パートだと割と気楽に働けるのですが、私は正社員なので、気苦労が絶えません。最近ではクレーマーが多くなり、ほとんどの時間を謝罪に使っている状態です。
急性胃炎になることもしばしばですし、ストレスで生理が合遅れることもしばしばです。そんな仕事ですから、みんなすぐにやめてしまい、気が付けば同期で残ったのは私だけでした。
私も辞めたい気持ちはありますが、主人の給料も減っていますし、家のローンもあります。子どもの塾に通い出し、教育費もかかりますから、やめるわけにはいきません。ですから、どんな理不尽なことでも我慢しては働いています。
先日も、信じられない話ですが、こんなことがありました。
ある男性のお客さんから
「総菜のコロッケに虫が入っていたから見に来い」
という電話がありました。
通常、ご来店いただくのですが、そのお客様は足が悪いということで、私が訪問して、現物確認することになりました。
こうしたケースは菓子折りや割引券をもって「確認」と言うよりも「謝罪」に行きます。と言いますのも、虫が混入している可能性は非常に低いのですが、お店側がそれを証明することは非常に難しいのです。
ですから、確認と言いつつもこちらに非がある前提で謝りに行くのです。
私はこの仕事が一番、精神的につらいのです。お店でお叱りを受ける場合は、上司が助け舟を出して暮れうこともありますが、訪問の場合は逃げ場がありません。誰も助けてくれないのです。
ねちねちと6時間も説教されたこともありましたし、無視入りのお惣菜の残りを食べさせられたこともありました。
また、明らかにそっち系の人に慰謝料を請求されたことも、モノを投げつけられたこともあります。
「店長は何かあったら警察に」
と言うのですが、相手もそれを百も承知で、犯罪にならないぎりぎりのところを攻めてくるのです。もっと言えば、相手が真剣に起こっているときに電話をする余裕などあるでしょうか?
それで給料をもらっていると割り切って入るのですが、精神的には本当につらいものです。気が進まないので、遅れれば遅いと罵声を浴びせられるので、電話が来たらすぐに伺うようにしています。電話を受けたパートさんによると、かなりのレベルのクレーマーだそうです。
Aさんの家の玄関のベルを鳴らします。家は古いアパートでした。
「どちらさん?」
「お電話いただきましたスーパー●●の白石と申します」
「ああ、来たか、まあ、上がって」
出てきたのは60歳くらいの男性です。
「いえ、玄関で確認させていただく決まりになっておりまして・・・」
「立ち話は俺が嫌なんだよ、足が悪いから」
「し、失礼いたしました。では、お邪魔致します」
とは言え、ワンルームなので、玄関から上がってすぐのところで正座しました。かなり散らかった部屋だったので、上がるのも少し躊躇しました。
「ほら、これ見て!虫が入ってるでしょ」
私はよく確認しました。コロッケの中に虫が確かに入っていました。ただ、結構大きい虫でしたし、完全な形で入っていたので、混入かどうかは疑わしかったのですが、証拠もないですし、とりあえず怒りの矛先を収める必要があります。
「申し訳ありませんでした。この度の件、できる限りの対応をさせていただきたいと思います」
「そうか」
「こちらはつまらないものですが」
と言って菓子折りを差し出し、さらに、
「こちら今回の商品のお目合わせではないですけれども、商品券を入れさせていただきました」
そう言うと、男性は中を見て、
「こんな金額で、俺をバカにしてるのか!」
と、当然、激怒しました。
お買い上げいただいたコロッケは298円、菓子折りは3,000円、商品券は1万円入っていました。
ほとんどのケースはこれでご納得していただけるのですが、どうやらそうはいかなかったようです。
ここから数時間、自感覚を否定するような説教が始まりました。さすがに私も悔しくて悔しくて涙が出てきました。
そして思わず涙がこぼれてしまいました。
その様子を見て、その男性は
「ごめん、俺も本当はこんなこと言いたくなかったんだよ。でもな、お前のところの店員がいつも俺のことを見下した態度をとるし、悔しっくってよ~。それで、いまでの不満が爆発しちまったんだ」
男性は私に近寄って慰めてきます。
私は涙が止まらず、泣き続けていました。男性は、
「まあ、俺もそんなつもりで言ったんじゃなくてな、誠意を見せて欲しかったんだよ」
男性は何気なく私に触ってきます。はじめは気のせいかなと思ったのですが、明らかにタッチする場所が腰とか太ももに移動してくるのです。でも私は悔しさで、泣き続けていて、それに対処するどころではありませんでした。
「今回は、これでいいにするから、ちょっとお願いを聞いてくれ」
私は泣きながら
「な、何でしょうか?私どもでできることであれば」
「あんただけでできることだ。ちょっと、ちょっとだけでいいんだが、おっぱいを見せてくれんか?」
「え?」
私は突然のことで、返す言葉がありませんでした。
「わしは独り身で寂しくてな」
と泣き出したのです。私はおじいちゃんを亡くしたばかりだったので、その言葉がずしんと心に響いて、こんなにも責められているのに、何とかしてあげなければという気持ちになってしまったのです。
子供のころ大好きだったおじいちゃんでしたが、最近は疎遠になっていて、と言うよりも、私が忙しすぎて何年も会えなかった、その寂しさで長生きできなかったという自責の念もありました。そのことを思い出したら、違った意味で悲しくなり、また涙が出てしまいました。
気付くと私は上着を脱ぎ、ブラをとって、その男性に胸を見せていました。
「おー、おー、りっぱなおっぱいじゃ。これで未練はないわい」
と言って近くで私の乳首を見つめています。
「これはこれは」
男性はそう言うと、私のオッパイにむしゃぶりついてきました。私はもう、おじいちゃんのことで頭がいっぱいで、抵抗する気力がありませんでした。乱暴にオッパイをぎゅっとつかんできます。乳首を舐めてきますが、噛んだりもしてきます。
わたしはもう、どうにでもなれと、好きにさせてあげました。その男性は私のパンティの中にも手を入れてきて、乱暴にあそこをかき回してきます。気持ちいいとかいうのはまったくありません。
そして私のパンティを脱がし、あそこにたくさん唾を付けて挿入しようとしたので、さすがにそれは・・・と思い、
「もうやめてください」
と言うと、
「ここまで来てやめられるか!」
と乱暴になって、あそこに入れてきたのです。
「ほれ、どうじゃ、わしのチ●ポは?でかくて声も出ないのか?」
もう私は抵抗する気もなかったので黙っていました。
「ほれ、わしのあれはでかくてかたいからのぉ、ソープ嬢もヒィヒィ言っとるわ」
完全に独りよがりなので早く終わればいいと思っていました。
「虫が入ってたくらいでこんな女とやれるんだから、たまらんのう。ほれほれ、気持ち良くなってきたじゃろ?気持ちよかったらもっと声を出していいんだぞ」
入れてから15分は経っています。
「もう限界じゃ、出る!」
と言って、私の中に射精してしまいました。そしてキスしようとしてくるので、顔を背けて阻止しました。
はあはあ荒い気づかいをしながら、死んでしまいそうなくらいぐったりしていました。しばらくすると、さっさと服を着はじめました。
私は中に出された精子をティッシュで拭き、服を着ました。
「ありがとうな」
と男性が言ってきたのですが、私は、この男性はまた同じことをするのではないかと思い、お灸を据えようと、カバンからICレコーダーを取り出し、
「これを警察に持って行って訴えますから」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、そんなつもりじゃ」
「いいえ、絶対に行きます、ご自身の言動に責任を持ってください」
と言って、部屋を後にしました。クレーム対応のときは社の方針で、ICレコーダを必ずカバンに入れて録音しています。
お店に戻って店長に無事クレーム処理が完了したと伝えました。警察にはいきませんでしたが。
***********
これはまた別の人なのですが、こんなこともありました。いつものようにクレーマー宅へ謝りに行ったときです。
本当か冗談かは別にして、やらせろと言われるのはよくあることです。しかしクレーマの坂田さん(34才男性)は違いました。
ご自宅に上がって謝罪していたのですが、
突然、目の前でオナニーを始めたのです。机の下だったので、分かりにくかったのですが、私は、
「困ります」
と言ったのですが、その男性は構わずオナニーを続けました。そして私に
「ほら、そっちが悪いんだから謝ってよ」
「は、はい。申し訳ありませんでした」
「ほら、はあはあ、もっとちゃんと」
「も、申し訳ありませんでした。今後、このようなことがないよう、気をつけます。今回は本当に申し訳ありませんでした」
「あっ」
と言った瞬間、立ち上がり、こっちに精子を飛ばしてきたのです。私の顔にまで飛んできました。
私は気持ち悪かったので、ハンカチを出して、自分に飛んできた精子を拭きとりましたが、においはとれません。ハンカチは後で捨てました。男性は私が不快な顔をするのを見て喜んでいるようでした。
私が帰る旨を伝えると、
「まだ終わってないんだよ。誰が許すと言ったんだ!」
と怒鳴ってきました。そしてずっと謝罪の言葉を言わされ、少しするとまた、オナニーを始めました。
そして私に、
「だいぶ頭にきたでしょ?今度は俺に怒ってよ。絶対に怒らないから、今、心で思ってること正直に言って。キモイとか、ふざけんなとか」
「いいえ、そのようなことは思っておりません。こちらに非があることですから」
「いや、まあいいから、さっきみたいに怒られたら誰だって頭にくるだろ?」
「いいえ、仕事ですし、私どものせいでお客様に多大なご迷惑をおかけしましたから」
「も~、いいから、今から俺が言うことをそのまま言って、そうしないと保健所に言うよ!」
「それだけは・・・」
実はこの案件は食中毒案件なのです。ですから絶対に引き下がれないのです。幸か不幸か被害者はこの男性一人でした。営業停止になったら大問題ですからなんとかしたいと思っています。
「俺が言うこと聞いてね、変なことしないから」
「は、はい」
「じゃあ、俺をとことんバカにして」
「え?」
「死ねとか、豚野郎とか、カスとか、何でもいいから可能な限り罵って」
「は、はあ」
「さ、早く」
「ば、バカヤロー」
「も~そんなんじゃなくて、もっと強く!きつい言葉で、本気でやんないと保健所いっちゃうよ!」
「て、テメエ、汚ねえもの見せやがって!」
「いいね~、その調子、もっともっと」
「ふざけんな、テメエ、汚ねえ汁飛ばしやがって」
「す、すみません」
「それに、きたねえ部屋に呼びやがって、このクソクレーマー野郎!てめえはクズだ!」
「ひぃ~す、すみません、叩いてください。踏んづけてもいいです」
そう言って男性は上着を抜いて土下座してきました。
「ふ、踏んでください」
私はだんだん調子に乗ってきました。もともとSっ気があるのかもしれません。だんだん気持ち良くなってきました。ここで普段のうっ憤も晴らそうかと思ってきました。
私は立ち上がり、坂田さんの頭を足で踏みつけました。
「どうだ、謝れ!こんなところに呼び出しやがって」
私は言ってはいけないこと、内心思っていたことを堂々とぶつけました。
「ご、ごめんなさい、悪気はなかったんです、女王様!」
あ、この人はそっちの趣味があってそういうプレイをしたいんだと改めて理解しました。そこからはもうこっちの好き放題です。
「このキモメンがぁ!」
と言って頭を踏みつけました。
「お、お許しください」
「人間の言葉をしゃべるんじゃねぇよ、この豚野郎が!」
お腹に蹴りを入れました。
「ひぃ~」
と叫んでいます。いまの蹴りは結構痛かったと思いますが、よく見ると、坂田さんのあそこは大きいままでした。と言うよりも、さっきより大きくなっている感じでした。
「このキモいクソ禿が!残りの毛、無視ってやろうか、このクズ!」
と言って顔面を蹴り上げました。
やった後にさすがにこれはやりすぎだろうと思ったのですが、幸せそうな顔をしています。
坂田さんは急に立ち上がり、部屋の引き出しから、むちを出してきました。そして私に渡してきました。
わたしは鞭など使ったことはありませんでしたが、思いっきり振り下ろすと
「ビシーン!!」
と背中に当たり、部屋中に音が響き渡りました。強すぎてヤバいとさえ思いました。
「ご、ごめんなさい」
「あ~サイコー、もっとしてください」
私には塑像もできない世界です。絶対に相当痛いはずです。こんなことを何度も続け、背中は腫れあがりました。さすがにもうこれ以上は・・・と思ったところ、
「だ、出していいですか?」
と言ってきたので
「よし」
と言うと、目の前でオナニーしてすぐに果ててしまいました。
すると坂田さんは
「ありがとうございました」
と深々と頭を下げお礼を言いました。私はどう変えしたらいいのか分からなかったので、
「それじゃあ、失礼いたします」
と言ってそそくさと家を出ました。
オナニーを人に見てもらって気持ち良くなったり、痛みが快感と言う人がいることをしれて良い勉強になりました。なにより、日頃のストレスを発散できたのは何よりの収穫でした。
他にも、俺は本気で怒っているからうなじを見せろとか、くるぶしを見せろとか言ってきて、それを見ながらオナニーするクレーマーもいました。こちらとしたら、直接タッチしてくるわけではないですし、怒って部屋を出る訳にもいきません。普通であればセクハラですが、この業界、そんなことは言ってられないのです。
AV女優さんのヌードポスターがそこら中に貼ってあるクレーマーもいます。アダルトDVDがそこら中に散らばっていてにやにやしている人もいます。「やらせて」と言われないだけまだましなのかもしれませんが、気持ちのいいものではありません。
実は後から先輩に聞いたのですが、とにかくオナニーを見せたいだけの人は結構いるそうです。基本的には、ひと通りオナニーが終わると、大人しく帰してくれるそうです。そしていくらこちらが悪くても、商品券や菓子折りなど、一切受け取らないそうです。
クレーマーと言っても、本当にお店側に非がある場合だけに、クレームを言ってくる人は、クレーマーと呼ぶのは微妙なのかもしれません。ただ、常にお店のあら捜しをする人は結構多いので気は休まりません。